何でまた?

 久々にポメラを中古で買った。DM100。旧型のポメラである。ちなみに今は2019年の8月。新機種DM200が発売されてもう数年経つ。

 用途は物語を書くためである。世間では小説と言うらしいが、別に何かの説を説こうとしている訳ではなく、単に面白げな物語が書きたい。

 実はDM100を買うのは二度目である。

 なぜ今、コイツをもう一度買ったか。
 一つは値段的に中古なら納得出来る値段だったこと。そして道具として使うので新品にこだわりが無かった。

 もう一つは今ある環境、スマホとパソコンに今一つ納得がいってなかったから。
 あ、あとBluetoothファイル転送が出来るとか、電池駆動でダウンタイムが少ないとかもあったかな?ファイル転送は半分ほど目論見外れましたが。Macは出来る。アンドロイドは今のところ出来ていない。

それまでの環境

 最近はアンドロイドのスマホで書いていた。意外と書きやすかった。しかし、一つ問題があった。左手が物理的に痛い。

 右利きなので、左手で持って右手で打つ。これがどうも左手に負担をかけるらしく、だんだんと手首が痛くなっていった。まあ、手首をひっくり返して自分に向けたままだしね。ひねっている。それに加えて文字を打つ振動が良くないんじゃないかと思う。

 対策としてBluetoothキーボードとスマホスタンドを買った。しかし、これは使うまでの用意が非常に多い。スタンド出して、キーボード置いて、スマホ置いて、ソフト立ち上げる。これだけで4手かかる。手軽じゃない。

 そして、テーブルに置くものだから、スマホの画面は当然遠くなる。とても小さく見づらい。
 あと、これは自分の買ったキーボードが多分悪いのだが、チャタリングと遅延が発生する。これが良くない。
 あと充電の待ち時間が無駄に思った。充電しながらも出来るが、ケーブルが邪魔だし。
 という感じでスマホはあかんなと思っていた。

 では、パソコンはどうか?自分はMacBookAirを持っている。2011年のロートルだけど。あとScrivenerもある。

 この組み合わせは、大変機能的で効率的に見える。論理的に見れば。
 しかし、自分が感じた印象は「重い」である。どうにも重っ苦しい。ついでに言うと堅っ苦しい。
 この感覚が何なのか良く分からなかったのだけれど、とにかく進まない。やる気が出ない。

 元々MacはDM100に不満があって、その代わりに買ったものだ。しかし、それで筆が進んだかと言うと、あまり進まなかった。
 論理的に見ると、広い画面、高い解像度、高いパワーとどう見ても上だ。しかしである。
 Scrivenerを使うよりはもっとシンプルなメモ帳の方が進んだし、やはり目に見えない範囲で色々と重いのだろう。

ポメラは文具であってほしい

 DM100は全然完璧じゃない。ファイル転送は面倒だし、相変わらず振るとカラカラ言ってるし(これ何ですか?メガドラの親戚?)、液晶は見やすいとは言えないし(ああ、明るいところだと結構見やすいです)。

 しかしだ。
 今DM100で書いているが、とても筆が進む。不思議に進む。

 考えられるのはやはり、邪魔がはいらないこと。色々出来ると言うことは、色々やってしまうと言うこと。それがない。
 そして画面が小さいのがプラスの効果があるんじゃないかと思う。
 その辺で「集中」が出きるのではないか?と思う。

 あと使い始めるまでが早い。取り出して開くだけで続きが書ける。しまう時も閉じるだけだ。これは良い。

 紙的な良さ。ポメラにはこれがあるのではないだろうか。文具の良さ。

 文章を書くのに大仰なシステムはいらないと思う。

 キングジムさんがもし次のDM300とか改良型のDM105とか出すのなら、是非この「文具であること」を忘れないで開発してもらいたい。

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