多趣味なので色々やりたいことがあるのですが、時間的になかなか難しい。
モバイルもいいですけど、使えるのは電車内、カフェ、公園のベンチ、駅の待ち合い室など。たいがいは「座って落ち着ける場所」が必要になります。いや、別に「寝ながら」でもいいですけどね。
道端で「立って」やることも出来ますが、せいぜい十分ぐらい。そんな長時間は出来ない。なので、モバイルに大幅な改善を求めるのは無理がありそう。
じゃあどうするか。とりあえず時間ログをつけて何に時間を使っているか確認しよう。そう思いました。無駄にWebブラウジングとかやってそうだったので。
とりあえずアプリを探しました。キーワードは「時間ログ」「時間簿」など。
手帳にメモしたり、パソコンで記録でもいいんですけど、なるべくなら常に持っているスマホでやりたいなと。
自分の用途、「何にどれぐらい時間を使っているか確認」に使えるものを探してみたところ、あるアプリが見つかりました。
目次
ATracker

いくつか使ってみて、一番シンプルかつ自分の好みと用途に合っていたのが「ATracker」。スウェーデン産のアプリみたいです。
基本無料で、項目が5個まで使え、PRO版にアップグレードすると、項目が無制限になり、広告が消える。他にも追加される機能があるみたいですが、ここでは触れません。
良い点:
- 時間修正が大雑把かつ簡単
- 後から記録を追加することが出来る
- タイムラインがついている
なぜこれがいいのかと言うと、自分の目的、「何にどう使っているかの把握」に合っているからです。
他にもライフログとか、時間管理アプリと呼ばれる種類のアプリがあるのですが、それらは基本的に「仕事(タスク)をどれぐらいやったか」に重きを置いています。
違いが分かるでしょうか?
片方は「何に時間を使ったかの把握」です。ログです。
一方は「何(仕事)をどれぐらいやったか」です。タスクです。
主導権がどこにあるかが違うんです。
ログは「自分」がメイン。
タスクは、「仕事」がメイン。
ログは「記録」。
タスクは「処理」。
この違いが大事です。
ログを取って分かったことをいくつか
ログを取ってみて、分かったことがあります。
何かを出来る時間はそれほど多く無い
- 一日に何かを出来る時間はそれほど無い。8時間ぐらい。
- 空白の余白時間がけっこうある。8時間ぐらい。
寝る時間の8時間を合わせると、24時間になります。
一日は24時間ですから、これで目一杯です。もちろん人によって増減はあるとは思いますが、余白と睡眠削って最大で12時間ぐらいでしょうか。あまりやらない方が良いと思いますが。
なので、一日に使える時間は8時間ぐらいと思って、「8時間で何をやるか」を考えた方が良い。
「食後に一仕事やろう」は無理がある
食後は空白の時間になりがち。と言うか、なるのが自然なのでしょう。能動的なことが出来ると思わない方が良く、受動的なことに使った方が良さそう。
この手のソフトは諸刃の剣
この手の「時間管理アプリ」は、基本「タスクをこなす」方をメインに作られています。
タスクをこなす使い方をしてしまうと、
- 時間に追われる
- 義務になる
- タイムアタックをして仕事をした気になる
のようなことが起こりがちだと思いますので、注意が必要だと思います。
時間に追われることに充実感を感じる、マゾっ気がある方なら構わないとは思いますが、別に追われたからと言って、仕事のクオリティは上がりませんからね。むしろ下がるでしょう。考えることが一つ増えるので。
ログを取るコツ
自分の場合ですが、目的は「無駄な時間が無いかのチェック」のための「データ収集」なので、細かい時間はどうでもいいんです。データを取って考えるのが目的。なので、次のような使い方をするのが良いです。
- やりたいことを優先する。
- 項目は大雑把に。細かく分けない。
- 10分20分の誤差は気にしない。記録しない。忘れても気にしない。
自分優先で、大雑把かつ、いい加減に使うのが良い。と思います。
時間ログの効果
次のような効能があります。
- 無駄な時間の把握
- 自分の生活パターンの発見
- 実は嫌いだったこと(やらない)を認識
- 本当に好きなこと(やってる)が分かる
とかあるので、一度やってみてはどうでしょうか?
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