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前置き:クッキーを作ろうと思った
前回チョコレート牛乳ゼリーを作ることに成功した。我が帝国(どこだよ)の未来は栄光に輝いている。
しかし、冬なのである。ゼリーは冷たい。冬にゼリーはいけない。何か温かいもの、または作って取り置きしておけるようなものは……やはりアレをやるしかないのか……。
そう、クッキーである。数多くの料理初心者を絶望の淵に沈めるあの料理である。難易度は……高いはず。いやいや我々の帝国の未来のために一度作って見ねばなるまい。レッツトライ!
なんだ簡単じゃないか
結論から言うと意外と簡単だった。以下参照。
材料
- バター:20g
- 黒糖:10g
- 薄力粉:40g
- 牛乳:適量
ウェブ情報通りビニールに入れて練ってみたが……
ウェブでクッキーの作り方を探ると、たいていビニールで生地を練れば簡単ですよ。みたいなことが書いてある。とりあえず従った。ビニールにバターと黒糖を入れてと……。
ネリネリネリネリ……。
どうもいまいち制御が効かない。そして混ざらない。さらに薄力粉を加えて練ってみたが、やはり混ざらない。しまいにはビニールに穴が空く始末。これはいけない。
作戦変更
ココットを取り出し、材料をビニールからココットに移す。この時点で練ったものの味を見てみたら既に旨かった。そしてスプーンで混ぜてみる。
ゴリゴリゴリゴリ……。
器が小さく、混ざりにくい。というか粉状でつなぎが悪い。牛乳を足して粘度を上げる。
そしてあることに気づいた。この光景、どこかで見たことがある……これってうどんやピタパン作るのと同じ……?
さらに作戦変更
それならばと、ボウルを取り出した。材料を移す。牛乳を加えつつ適度な粘度にして手で練っていく。うどんと同じである。ボロボロ崩れる時は牛乳を足し、柔らかくなりすぎたら小麦粉を足す。この練りスキルは習得済みだ。ウハハハ。
そして手で転がして大きな団子を作り、8等分して小さく分けて小さな団子にしていく。
最後は指とてのひらで潰して平たくして生地の完成。
オーブントースターで焼く
そして出来たクッキーの生地をアルミホイルに並べて上にホイルのフタをしてトースターで焼いた。一度煙が出たので一度止めたが、5分ほどでそれっぽく焼けた。煙は染み出した黒糖が焼けたらしかった。
完成
食べてみた。うん……まあまあ。菓子用の小麦粉じゃないし、こんなもんかなぁ。
- 歯ざわりが固い。さっくりとはいかない。火が強すぎた?
- 小麦粉っぽい。練りが足りないのか……? 小麦粉の質かもしれない。
- 甘さひかえめ。市販品に比べると全然甘くない。もう少し甘くてもいいような……。
- 黒糖がダマで残っている。やはり練りが足りないのか……?
うどんやピタパンと何が違うのか
- 生地。クッキーの生地は薄力粉。うどんやピタパンは強力粉。
- 甘い。うどんとかピタパンは塩をいれますからね……。
- バターが入っている。無くても作れそうだけれど。
料理スキルは応用が効く
という訳で、今回初めてクッキーを作ってみた。クッキーなんて難易度高ーい。ムリー。とか言っている御人に一言言っておきたい。
「うどんやピタパンが作れるなら、ほぼ同じです」
そういう訳で、もしあなたに料理の「練りスキル」があるなら作れる。
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