ある日のこと。スマホでテキストエディタエディタをいくつか触っていて、どのUIに満足いかなかったため、
……とか呟きました。
その時試していたのは、QuickEdit、小説ノート、Writer Plus、アルファポリス公式。
各エディタの不満点と、それに補う対策を考えました。
各エディタの弱点
QuickEdit
1番愛用しているかもしれないエディタ。タブとファイラが付いている。
使っているのですが、保存はほとんどしません。自動でどこかに保存しているので、メモ代わりに使っています。理由は後で述べます。
タブがあるのは良いです。素早く切り替えられますからね。テキストカウントはメニューからです。ここは惜しい。
しかしファイラは問題あります。
例えばテキスト書いて、新規保存しようとして、丁度いいフォルダが無かった場合。新規フォルダを作れ……ません。何故?
しょうがないので、ドロワーからファイラを開いてフォルダを作ります。
また、ファイラは前に開いたフォルダの場所を覚えていなく、毎回必ずルートに戻ってしまい、目的のファイルを探すのに手間がかかります。
小説ノート
アプリ内で完結するタイプ。ストレージにはアクセスせず、アプリ内部にテキストデータを保存します。
このアプリはかなり使いやすいのですが、タブが有りません。なので、別のテキストをエディットするには、一度テキストを抜ける必要があります。
テキストを抜けてしまうと、そのファイルのカーソルの位置を忘れてしまうので、開くたび、作業位置までスクロールする必要性が生じます。ここが面倒。
あと、エディタの行間が狭く、少々書きづらいのもマイナス点。
Writer Plus
日本語で書けますけど、サポート言語には入っていないようです。シンプルで使いやすいアプリです。
テキストはアプリ専用のフォルダを作って保存するタイプです。マークダウンもサポートしています。
タブがありません。カーソル位置は大まかに保存しているように見えます。詳しくは使い込まないと分からないのですが、その点は良いと思います。
あと、文字数カウントが付いているのですが、スクロールすると見えなくなります。ここが惜しい。
フォントの問題もあります。自分は基本的にゴシックで書くのですが、明朝体です。多分システム標準のフォントかと。
アルファポリス公式アプリ
小説投稿サイト「アルファポリス」の公式アプリ。これが意外なことに使いやすいです。
問題点はカーソル位置を保存しないこと。これが面倒で……。あと2回タップしないとエディット出来ません。
この中では1番好みのエディタではあります。
さて、どうすればいいか?
選択肢がいくつかあります。
- アプリの改善を待つ
- 自分で作る
- 他のアプリを探す
- 他のやり方を考える
改善を待つ
改善を待つなら、要望を出せば、もしかしたら機能が付くかもしれません。しかし付かないかもしれません。
自分で作る
……出来なくは無いと思うのですが、膨大な時間がかかると思います。
テキストエディタって意外と難易度高いんですよ。フリーのライブラリ探すにしても時間かかるし。
あとウチのマシンがAndroid Studio立ち上げると悲鳴を上げます。
他のアプリを探す
運が良ければ出会えるでしょう。
他のやり方を考える
最後に残るのはこれです。どんな時も力技よりも工夫が大事です。頭を使えですね。
そうだ、ファイラを使おう
こういう時は問題を分けて考えると簡単になります。必要な機能は次のようなものです。
- テキスト一覧
- タブ。またはスクロール位置の保存
- 文字数カウント(出来れば常時)
考えました。タブとカウントは、工夫するには自作する以外は無理そうです。
では、テキスト一覧を表示する方法は?ありました。ファイラを使えばいいんです。
Androidにはいくつかファイラがあります。自分が持っているのは2つ。Asusの「ファイルマネージャー」と、Google純正の「Files」。
どちらも「ストレージ」からたどればフォルダをそのまま閲覧出来ます。
Asus ファイルマネージャー
Files
こう言ったファイラを使ってファイル一覧を見て、そこからテキストエディタで開けば良いかなと。これなら一覧問題は解決します。フォルダも作り放題です。
しかし、これで開けるアプリは、現状だと、QuickEditとWriterPlusのみ。うーん。微妙に機能が足りない。多少は使いやすくなりそうですけど。
まあ、パソコン使えば全部が解決しますけどね(爆